アートセラピー

なでしこ・薔薇・女性性【桃色】

虹の配色でいうと、
赤の次は桃色、ピンクです。

桃色、ピンクというと
圧倒的に女の子の好む色と連想しますが
最近はピンクのシャツを
おしゃれに着こなす男性もいます。

とはいっても、やはり女の子の色
というイメージですね。

自然界でピンクのものって
なにかしら?と探してみると

桜、ブーゲンビリア、サンゴ
それから、フラミンゴ・・・

可愛く美しいものばかりです。

小さな女の子のほっぺも
ピンク色のイメージです。

柔らかく、ほんとに
スィートなイメージです。

そんなピンクは、
小さな女の子が大好きな色ですが

年齢が高めの女性こそ、
必要な色でもあります。

女性ホルモンを出やすくしてくれる
効果も期待できるからです。

女性が若々しく
心を柔らかく保つサポートになります。

いつも頑張っている
キャリアウーマンにも
大事な色です。

女性でも、男性と肩肘並べて
バリバリと頑張っていると
男性性が優勢になってきます。

今はやりのブルゾンさんも言ってますね
キャリアウーマン!

仕事が出来ても
女子力が低くては
出来る女とは言わないんですよね?

上手にピンクのエネルギーを
取り入れることで

女性性を高める色と言われます。

女性性というのは、
受容性、感受性、女性らしさを
表わす言葉です。

ちなみに男性性は、この逆で
能動性、実行性を表わします。

女性性が高いというと
しなやかで、感性は高く
美しくて可愛らしさも
ある感じです。

ピンクには、
攻撃性を弱めて、
緊張を解し、そして、
愛の足りないところに
愛をもたらす

インナーチャイルドを癒すためには
欠かせない要素でもあります。

無条件の愛という意味が
ピンク色にはあります。

ありのまま、ジャッジせず
受け入れる、すべてを愛する

傷付いた心がもっとも
求めてやまないエネルギーです。

可愛いけれど
侮れない、重要な色なのですが

ネガティブな意味でいうと

受身が過ぎて不安定で
繊細すぎて、被害妄想ぎみだったり
周囲への配慮ばかりで、
自分のことは後回しで
疲れ果てていたりします。

愛されたいと強く望む時に
求める色でもあるので、

逆をいうと
とても愛の不足を感じている
状態だと分かるのです。

自分には愛される価値がない
そんな風に傷付いている時にも
人はピンクを求めます。

そういう時
ピンクのエネルギーで
心を満たしてみましょう。

きっと愛を感じさせてくれます。

とうがらし・炎・情熱の色【赤色】

黄色、橙色とくれば、次は赤ですね。

はい。虹の配色順に進めています。

さて、色の意味をお伝えしていますが
赤の意味は、分かりやすいのではないでしょうか?

真っ赤な情熱と言いますし、
燃え上がるようなパワフルなエネルギーですね。

愛とかハートの色として
表現されます。

恋人たちの色でもあります。
情熱的な愛のイメージです。

まさに生気
生き生きと燃え上がっている
そんな感じがします。

また
赤い色は自分に自信がないと
身に付けることは難しい色ですよね。

赤いルージュなんて
魅力的な女性の象徴です。

戦隊ものでも、真ん中は「赤」!
みんなのリーダーであり、
中心人物で、ヒーローです。

人の注目を集めて
それに負けない強さがあります。

そんな情熱に溢れ、
気概があり、タフな時に
自分をアピールするために
魅力的に見せるために
選ぶ色でもあります。

そんな強さ、自信、カリスマ性を
与えてくれる色でもありますし

情熱・エネルギーを与えるという意味から

ふらふら、へろへろになっている時に
エネルギーを与えてくれる色でもあります。

冷えた身体や心を温めてくれる
そんな作用もあります。
赤い下着は、健康に良いというのは
この作用をねらったものですね。

また、ヨガで言うところの
ベースチャクラの色は
赤だと言われています。

大地との繋がりを感じさせて
身体を元気にしてくれる
現実に生きる力を示す
チャクラの色が赤なのです。

一方で、怒りやフラストレーションも
赤が意味しています。

赤がネガティブに表現されている時は

フラストレーションを感じ
怒りっぽくなっていて、
投げやりになっていたり、
怠惰になっていて、
人生に無関心になっている

あるいは、
血液の色が赤いからでしょうか。
身体そのもの、ひいては
精神的なものと対として
物質的なものとして
表わす色でもあります。

その意味がネガティブに作用するとき

物質的なことを
追い求めて、
即物的になっていて
心をどこかに置いてきている

そんなイメージでもあります。

物質的に不足に苦しんでいる時には
心身ともにエネルギー不足を改善して
問題に向き合えるように
助けてくれる
という意味もあり、

この色が癒しとして与えられるとき
その意味は、

エネルギーの補給や、
失った情熱の回復
逆行のときに、励まし、
気付きやすくしてくれたり、
誠実に人を愛することを思い出させてくれます。

また赤いとうがらしのモチーフが
韓国では魔よけの意味もあるのは有名ですが

赤が魔よけに使われるのは
世界のあちこちでみかけます。

自分自身、または
他人から向けられる恨み、敵意などの
ネガティブなエネルギーを
克服することを助けてくれます。

赤、馴染み深いだけに
奥が深い色なのです。

太陽・オレンジ・夕日の色【橙色】

前回は黄色についてお話しました。

黄色の次は橙色について。
オレンジ色の方が分かりやすいかも。

この色にどんな意味があるか

今回の記事のタイトルにも
「太陽・オレンジ・夕日の色」

解説するまでもないくらい
イメージしやすいですよね。

オレンジ色というくらい
フルーツのオレンジは
この色の代表のようなもの

橙というのも柑橘系の果物ですね。

そして、この柑橘系のフルーツは
たしかに、オレンジの意味と
通じるかもしれません。

元気を与えてくれる
明るくさわやかな気分にしてくれる

ダメージを修復するビタミンのような
元気ハツラツ!ファイト一発!

疲れていて麻痺していた心に
新鮮な風を送る、みたいな

まさしく、そんな意味、効果があります。

もうひとつのオレンジ色のイメージは
”太陽”が一般的ですけど

太陽のようにエネルギーを
与えてくれる、という意味もあり

もう少し深めると
幸せを感じさせてくれる色でもあります。

とても健全な、健康的な
前向きな、という意味もあり

ポジティブな塊!のような橙色ですけど

内なる太陽、内なる智慧とつながる
オレンジがゴールドに似ているということから
そんな意味も出てきます。

自分を信じていて、幸せを感じられて
とてもハッピーで大らかな
気質を示すカラーなのですが

この色が示すネガティブな暗示というのも
ちゃんとあります。

期待しすぎてしまう状態。
欲が深い状態とも言えるかも。

ネガティブというか、
橙色が不足している場合という感じですが

自己不信がある、

葛藤を抱えている

物質的に不足感がある

依存的な傾向がある

自分の権利ばかり主張する

人と分かち合えない

罪悪感がある

他人を責めてしまう

・・と言ったネガティブな意味があります。

オレンジ的なエネルギーが不足した状態が
そんな状態というわけです。

色を補うことで

自分への信頼感、幸福感を高め
前向きに、建設的に
そして、太陽のように
自分が人にパワーを与える
そんなエネルギーを補えます。

色にはいろいろ意味があります。【黄色】

アートセラピーでは
どんな色を選んだか、

で、どんな感情でいるのか、
何を癒そうとしているのか、
などを見ます。

気になったから
惹かれたから、
好きだから、というのはもちろんのこと、

直感で選んだ色、
ぱっと目に入ったから選んだ色
であっても、

それは偶然ではなくて
必要だから選ばれたのです。

あとで色の意味を調べてみると
まさしく、そういう気持ちだった

そういう気持ち隠れていた
と、納得したり

癒しとして与えられた色が

そうそう、
それが今必要なことでした!

今の私にぴったり!

ということを
自分自身でも体験し

何度何度も
そういう言葉を聞きました。

色にはそういう
不思議な作用があります。

色もまた波長であり
見えないエネルギーの一種
そして、光でもあるのですが

それはまた別のときに。

今回は、それぞれの
色に意味があることを
お話します。

たとえば、黄色

黄色は・・・

楽しさ、喜び、幸せを表わす色です。

楽天的で、単純で、シンプルに考える
そんな明るい無邪気な人が
イメージできます。

これは黄色のポジティブな意味。

色にも、ポジティブな面と
反対のネガティブな面があります。

黄色のネガティブな側面は
というと、

幼稚、子供っぽい、自分に甘い
と言った意味があります。

ネガティブな意味は、
デトックス的な、吐き出しの意味で
使われたときに
照らし合わせて、読み解いてゆきます。

いつまでも子供でいたい
成長したくない
難しいことは考えたくない
もっと甘えていたい
楽しいことだけしていない

と、自分の心が
成長を拒んでいることが
分かります。

そこには、成長することへの
恐れがあるのかもしれないし

子供っぽく無邪気を
装っていないと
嫌な思いや怖い思いをする
誰かに苛められる

という自己防衛の気持ちが
働いているかもしれません。

恐れや、そこから生まれた
自分への制限が隠されています。

逆に、癒しとして
使われた場合は、

そんなに難しく考えなくていいよ
もっとシンプルに、楽天的に
もっと人に甘えていいんだよ

喜びや楽しみを
もっともっと人生に
感じてよいのだよ

という意味になります。

癒しとして黄色を
与えられる人は、

子供っぽくしていられない
いつも大人でいないと、と
喜びや楽しみを自分に与えないで
我慢ばかりしていた傾向があります。

癒しで与えられる場合は
今までその意味が
十分に足りていないから補う
という意味になります。

今回は黄色の意味だけでしたが
これから、他の色も詳しく
お話していきますね。

このように、

この色の意味は、
アートセラピーで使いますが

ヒーリングの解読に使ったり、

カラーセラピーとして
今必要な癒し作用の色を
選んで身に付ける

落ち着きたいとき
元気になりたいとき・・などに

それに対応した色を
意識してじっと見ること

という使い方もできます。

アートセラピーはじめて編

大き目の白い紙を用意しましょう。

百均で買えるようなスケッチブックや
画用紙などで良いのです。
なんなら、白ければ、コピー用紙でも
チラシの裏でも良いのです。

でも、できたら大きめの
A3くらいのものがよいです。

それから、描くためのものが入りますが
はじめて編の今回は

クレヨン、色鉛筆、
カラーマジックなどお好みの画材で
これまた百均などで入手できる
12色くらいのセットで良いです。

それだけ用意できたら、
さぁ、最初のアートセラピーをはじめましょう。

私のアートセラピーでは、
利き手と反対の手で描くのですが

さぁ、線を描こう、という前に
大事な作業をしてもらいます。

直感的に
気になった色を選ぶのです。

クレヨン、あるいは色鉛筆、カラーマジックなど
目の前に広げます。

できたら、箱から出して、
バラバラに散らばせておきます。

そうして、
直感的に「今の気分はこれ!」
という色を選んでもらいます。

直感的に、が大事です。

ぱっと最初に目に入ったもの
という選ぶ方でもかまいません。

何事も偶然はなく
意味があって、
その色が目に入り
その色が気になるのです。

強烈にその色に引き寄せられる
ということもあれば

なんとなく
この色が好きだと思う
ということもあるでしょう。

決められないときは、
目をぎゅっとつぶって
ぱっと目を見開いて、
最初に目に付いたもので。

とにかく
最初の一本を選んでください。

さて、その色は、
あなたの今の吐き出したい気持ちを
表わしています。

そして、次にすることは・・・

利き手と反対の手に持っていますね。
ただ手が動きたいままに動かす。

ぐるぐる丸く、とか
ぐねぐね波打たせる、とか、
しゅ、しゅ、と短く線を、とか
がーーーとまっすぐ線を引く、とか
どんなでも、自由自在に描きましょう。

思いつくままでいいのです。

小さな子がぐちゃぐちゃと描き散らかしている
そんな感じの絵になってOKです。

だんだんと、なんだか楽しくなってくるでしょう。

童心に帰っている気持ちになるかも。

無心になる感じがしてくるでしょう。

いろんな線を描いて
ぐりぐりと塗りつぶして

好きなように、思いつくままに

描いて描いて、楽しくなって
描いて描いて、すっきりするまで
どうぞ、描きなぐってください

途中で色を変えてもOK

もうこの色じゃなくて、他の色で描きたい
と思ったら、そうしてください。

上手に描くことは考えないで。

できるだけ、考えないで
ただ手を動かすということが大事です。

あぁ、疲れた、とか
なにか私、ストレスが溜まっているよね、
とか、思いながら描くのは良いです。

それをデトックスしていることになります。

もうこれ以上は描かなくてよい
もうすっきりしたと思ったら
終ってください。

描き終った絵を
じいぃっと見てください。

すこし離して見たり、
トイレ休憩などしてから
見るのも良いでしょう。

その絵はどんな感じがしますか?

線は力強いですか?
弱弱しいですか?

その絵から感情を感じますか?

たとえば怒り、悲しみ、苦しみ
それとも、喜び?楽しい感じ?

見て感じた感情を
メモしていってください。

思い浮かんだ言葉もあったら
書き留めてください。

この作業はあなた自身でなければできません。

一緒に描いた人がいる場合は
お互いに相手の絵の感想を言い合っても良いです。
第三者の目でみると、
隠れた感情を見つけられるかもしれません。

ですが、基本は、自分がそれを見て
どうかんじるか、が大事なのです。

これが隠れていた自分の感情が
吐き出されたもの
として、見てみてください。

描きだされた線やイメージから
自分の隠れていた感情と向き合う
それが最初のワークになります。

といっても、たぶん

怒っている感じ?とか
なんだかぐちゃぐちゃしている、とか
まとまっていない感じ、とか
主張していない、大人しい感じ
とか、なんとなくの印象だと思います。

とりあえずは、それが分かればいいのです。

ただ、言葉に置き換えると
そういえば、自分の心の中にも
そういう感じがあるかも?と
思い当たれば、上等です。

今日のところはここまで。

次回はどんな色を使ったか、
色から見る意味をお知らせします。

色の意味と合わせてみると
もう少し解読できるようになります。

あなたも描いて癒せます。

自分を癒すために描くのがアートセラピー

上手く描く必要はまったくありません。
むしろ、上手く描こうとしてはいけない。

思うままに手を動かして描く。
すると、なんだかスッキリしていたり
思いがけない自分の心の中が見えたり、

思うままに描いた線や色に
インナーチャイルドの気持ちが
表わされていたりするものなのです。

と言っても、
実は、思うままに描く
意識しないで描くというのは、
意外と難しいものなのです。

そのため、
私のアートセラピーでは、
利き手と反対の手を使います。

右利きだったら、
左手で描くわけです。

思うとおりに、描けないでしょ?

そうなんです。
そこがいいんです。

利き手は、意識を司る手です。

上手く描こうとか
見せたいものを描く手です。

対して、利き手と反対の手は
無意識を司る手、になります。

上手く描けない手で
線をぐりぐりしていると、
まるで幼児が描いたような絵になります。

それが良いのです。
それはまさにあなたの中で眠っていた
インナーチャイルドが
描いている線であり色なのです。

私たちは普段、上手にやろう
上手く見せよう、ちゃんとしないと

そんな意識に支配されて、

子供っぽいわがままな感情は
なるべく抑えるように
訓練されてきています。

教育の賜物ですけど。
それはそれで、大事なことですけど

その弊害として、
自分の本心が自分でも分からない
深層意識の奥に
隠されてしまわれて
わからなくなってしまうことです。

感情が抑圧される
というのはそういうことを言います。

そうすると、
しまいこんだ感情は
隠れて見えないので、
癒してあげることはできません。

癒すことは、それほど難しくありません。

そうだったんだ!
そう思っていたんだね。

と、気付いて、認めて、
共感することができたら
ほとんどの癒しは、ほぼ完了してしまうと
言ってもよいほどなのです。

あと少しのハグが必要だったり
そうして、愛を感じることが
癒しの仕上げになります。

ですから、ここでのアートセラピーは
まず、隠れていた感情を
表に描き出すことが目的になるのです。

描きながら、あー、私って
こんなに怒っていたんだ、
とか、
こんなに悲しかったんだ、
って、分かることが大事なのです。

利き手と利き手の反対の手を交互に使って、
表層意識と、深層意識とが
会話をするように、やりとりをする
という方法もあります。

利き手で質問を書いて
反対の手をにぎった時、
思い浮かんだ言葉やイメージを
書き出します。

最初は読み解くのに少し
練習が必要かもしれません。

出て来た言葉やイメージは
たいていシンボリック、抽象的なので
そこから意味を解読する必要があります

例えば、私が最初の頃に
反対の手で描いた絵は

ぐりぐりと赤い線が
放射状に描かれていて、
全身真っ赤な鬼の子のような
火の玉のような絵でした。

赤く太く描かれた線は
怒りを表わしていました。

燃えるような情熱でもありました。

絵を描いた後に
その描かれた鬼の子に
「あなたは誰?なにが言いたいの?」
と利き手で質問を書き入れ

反対の手にペンを持ち替えて
文字を書こうとすると
答えが浮かんできます
「私はあなた。私は怒っている」

「どうして?」と聞くと
「だって、諦めてしまった」

「何を?」とさらに問うと

赤々と燃える鬼の子が答える言葉が
頭の中に浮かんできます。

「絵の道へ進むことを、簡単に諦めてしまった」
「お父さんに反対されたくらいで」

だから、ずっと、進めなかった。
やりたいと思っていたことが出来なくて
悲しかったし、怒っている。

簡単に諦めた自分に、
インナーチャイルドは怒っていました。

そんな風に、自分の本心、
インナーチャイルドのひとつが
描くことで判明して、対話できて

そして、私はインナーチャイルドに
ごめんね、簡単にあきらめてしまって
でも、もう私はあきらめない
今度はちゃんと誰がなんと言おうと
やりたいことをやる

と、文字に書いて誓ったのでした。

真っ赤にぐりぐりと鬼の子を
描いたことで

無意識は怒りを吐き出して
表層意識である私に
理解して受け止めてもらうと

怒りは癒されるのです。

アートセラピーがどんなものか
分かっていただけたでしょうか?

といっても、これは私が習って
私が実践したもののひとつで、
ほかにもいろいろな種類があります。

今回お話したアートセラピーワークは
とくに、上手に描く必要はなく、
誰でも、利き手と反対の手で
線や色を紙の上で、
描くだけで、癒す方法でした。

怒りを出すのではなく
夢や希望を描き出すアートセラピーも
もちろんあります。

ただ、こういう隠れていた感情を
吐き出して癒すワークもある
ということです。

別のアートセラピーワークについては
また別の記事でお話しましょうね。